雨模様で寒かった前日と打って変わって、翌朝はピカピカのいい天気だ。
コーヒーをたっぷり淹れて新聞を読み、メールとブログのチェックをすると、羽村の福島屋の近くに美味しい
イタリアンがあるとの情報メールが来ている。
別の方からも、「青梅に食事ができるパン屋ができた」との情報をいただいており、そろそろ行きたいなと思っていたので、妻を起こして多摩ドライブに出発した。

毎月のように通っているスーパー福島屋までは、ほとんど新青梅街道を一直線だから、カーナビをセットする必要もなく到着する。
目的の店「ターボラ・カルダ・キヨ」は、目立たずひっそりと横道にあった。
一瞬定休日かと思ったほど地味な佇まいだ。


情報提供者によると、この店のオーナーは、最初は吉祥寺でスタートし、その後西荻窪で「トラットリア・ダ・キヨ」という店をやっていたそうだ。
私も知人から「キヨという、すごく美味しい店が西荻にある」と聞いていた。
名人だか巨匠だかでテレビにも出た店主が少々気難しいから、常連になるか二度と行かなくなるかのどちらかだとも言うので、行くのを先送りにしているうちに閉店してしまったのだ。
先日キヨの跡地を通ったら、なんと卓球酒場に替わっていたのが悲しい。
店先に出ている黒板を見ると、値段は羽村プライスだから、たとえ気難しくてもノープロブレムだ。

だいたい我々ぐらいの年齢になると、気が利かない店員に出会ってイライラすることはあるが、ナマイキだったり怖かったりといった接客にぶつかることは皆無だ。
普段の人間関係と同じで、こちらが礼儀とマナーをわきまえていれば、相手もそれなりに応えてくれるものだと思っている。
なんてことを書いたが、私も昔は今思い出すと赤面するような理由で、店員と揉めたこともあるけどね。
ドアを開けると、テーブルが4つだけの小さな店だった。


先客は誰も居ない。