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東京の地酒

すっかり春めいた気候になってきたので、多摩ドライブも復活だ。
20年ほど前に石神井公園に住んでから、新青梅街道を一直線に下ると、多摩が意外に近いことに気が付いた。
高速代はかからないし、雰囲気が良くて安くて美味しい店が多いし、まだまだ自然が残って気分がいい。
日本酒の蔵元もあちこちにあることにも気が付き、時々ドライブに組み込んでいる。
東京都酒造組合に加盟しているのは、12蔵もあるそうなのだ。

蔵に行ったことも飲んだこともあるのは、数えたら10蔵もあった。
東村山市「豊島屋酒造」の屋守と金婚。
武蔵村山市「渡辺酒造」の吟雪。
福生市「石川酒造」の多満自慢。
福生市「田村酒造」の嘉泉。
あきる野市「中村酒造場」の千代鶴。
あきる野市「野崎酒造」の喜正。
青梅市「小澤酒造」の澤乃井。
青梅市「大多摩酒造」の酔悦。
八王子市「西岡酒造」の月丸。
女性杜氏が居ると聞いて行った、狛江市「土屋酒造」の鳳桜。

酒造組合に加盟している蔵元で、行ったことが無いのは4蔵ある。
23区内唯一の北区「小山酒造」の丸眞正宗。
八王子市「中島酒造場」の日の出山。
八王子市「小澤酒造場」の桑乃都。
府中市「野口酒造店」の国府鶴。

残念なことに武蔵村山市の渡辺酒造は廃業し、青梅市の大多摩酒造と狛江市の土屋酒造は休業中らしい。
八王子市の西岡酒造は福井県に移転してしまったとのことだ。

そんな東京の地酒を一同に集めた売り場が、日の出町にオープンしたばかりのイオンモールにあると聞き、青梅の「井中居」で昼食を食べた後に、一山越えて見学しに行ったのだ。



イオン外観0004




デカッ!



イオンモールがある日の出町は、面積のほとんどが山岳地帯だから、世帯数が6,400で、人口が15,800人ほどだ。
周辺のあきる野、福生あたりから客が来たとしても、こんなでかいモールが埋まるのか。
周囲は山だし。
イオン山0005

他人事ながら心配して店に入ると、こんなに人が多かったのって感じだ。
従業員を集めるだけでも大変そうな場所なのにね。
イオン店内0006

3,700台が停められるという駐車場は埋まっているし、店内にも人が多いのだ。

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| 日の出町・奥多摩町 | 00:00 | comments:22 | trackbacks(-) | TOP↑

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奥多摩は秋(丹三郎)

暦の上では秋になったが、都内は真夏のように暑い。
少しでも涼しいところを求めて、奥多摩に蕎麦ドライブに行った。
目的地の蕎麦屋「丹三郎」は、築250年ほど経つ茅葺の古民家だ。
別経営のわっぱ飯の店から現在の蕎麦屋に替わった当初は、ドライブの途中にふらりと立ち寄っても入れたが、現在は予約無しでは無理な超人気店になってしまった。
今回も午後二時からの予約がやっと取れたほどだ。
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長屋門を潜って母家に向かう。
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ちょうど予約の午後2時に到着したが、店内はまだ満席で、店員もかなり忙しそうだ。
しばし入り口の土間で待ち、置いてある観光パンフレットなどを眺める。
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一気に団体客が引けたので、縁側に面した席に案内された。
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すでに蕎麦膳を予約してあるので、日本酒のメニューから嬉長純米吟醸を選ぶ。
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日本手拭いのお絞りもいい感じだ。
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| 日の出町・奥多摩町 | 10:00 | comments:14 | trackbacks(-) | TOP↑

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ロンヤスじゃなくて水まんじゅう(幸神堂)

あきる野から青梅に抜ける秋川街道沿いに、和菓子の「幸神堂」がある。
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1983年に当時の総理大臣だった中曽根康弘(自称:ヤス)と、アメリカ大統領だったロナルド・レーガン(通称:ロン)が、日の出山荘で会談を行った。
この会談を記念してできたロンヤス饅頭を、いまだに作り続けているのが幸神堂だ。
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この店は安くて美味い素朴な和菓子を製造販売しているので、ドライブの途中にたびたび立ち寄ってしまう。
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| 日の出町・奥多摩町 | 02:08 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

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90年前の民家でうどんを食う(母家)

蕎麦の有名店「雙柿庵」がある日の出町に、可愛いお姉さんが居る美味いうどん屋が出来たと、貴重かつ重要な情報が入った。
粉ものを満喫したばかりだと言うのに、またもやオジサンは多摩に向かう。
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築90年という古民家は、周囲の田園風景に溶け込んでいい感じだ。
内部の改装も必要最小限度にとどまっており、田舎のお婆ちゃん家に上がりこむような気分になってくる。
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実際に住居を兼ねている店だから、昭和初期の黄ばんだ表彰状など飾られているのが興味深い。
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| 日の出町・奥多摩町 | 23:21 | comments:4 | trackbacks:2 | TOP↑

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マイ・フェイバリット蕎麦屋(丹三郎)

多摩川を挟んで青梅街道と並行する、吉野街道を走って奥多摩方面に向かう。
前日の雪が残る御岳渓谷を抜けると、車は青梅市から奥多摩町に入る。
吉野街道はやがて古里の駅で青梅街道と合流するが、その手前の鄙びた山里が丹三郎と呼ばれる集落だ。
明応から天文時代(今から500年以上前)にかけてこの地を開き、庄屋名主となった原島丹三郎が地名の由来と聞く。
この原島丹三郎の子孫が200数十年前に建てた茅葺の屋敷を、蕎麦屋に改装したのが本日の目的地「丹三郎」だ。
立派な長屋門の手前に車を停める。
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エンジンを切ると、静寂の中に聞こえるのは鳥の声と風の音だけだ。
この空間に身を置くだけでも、奥多摩まで車を走らせる価値がある。
長屋門を潜って茅葺の母屋に入る。
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入り口の土間で靴を脱ぐと、炉にくべられた薪が歓迎するように明々と燃えている。
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この屋敷の広間で、炬燵に入って昼酒と蕎麦が楽しめるのだから、座る前からワクワクしてくるのだ。
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| 日の出町・奥多摩町 | 14:00 | comments:13 | trackbacks(-) | TOP↑

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ただいま変身中(雙柿庵)

大泉の居酒屋「壺屋」のカウンターで、妻と翌日の予定について話していた。
奥多摩の蕎麦屋「丹三郎」で昼食を取り、あきる野の野崎酒造で「喜正」を買い、行く夏を惜しんで昭島の「華々美人」でマンゴーカキ氷を食べるというフルコースの計画を組み立てる。
予約の電話を入れるため、店の外に出て携帯アドレスのグループ検索で、「蕎麦・多摩」のフォルダーを開き、丹三郎をプッシュして電話をかける。

店「そうし○▲#★дです・・・」
私「もしもし、明日の昼12時から、2名お願いしたいんですが」
店「だいじょうぶです」
私「2千円の蕎麦膳でお願いします」
店「コースは3千円と4千円になります」
私「(おいおい値上げかよ)じゃ、3千円ので」
私(なんかいつもより暗いなぁ)

何かが引っかかりながら電話を切り、リダイアルの画面で確認すると、一個ずれて「雙柿庵」に電話していたのだった。

アホだ。


店主と客が作り出すストイック過ぎる雙柿庵(そうしあん)の空気が、イマイチ気に入っていない妻をなだめ、青梅市から秋川街道に入って店に行く。
絶対接客業が好きでないんだろうと思われる、生真面目すぎる雰囲気の店主に期待しながら店内に入ると、黒いエプロンを着けた若い女性が出てくる。
今まではすべてを店主一人でまかなっていたが、やっと花番さんが入ったのか。
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山の中でひたすら蕎麦道を追い求める、寡黙そうな独身の店主にいよいよ春が来たのかと聞いてみると、立川「無庵」での修行時代に、一緒に店で働いていた女性だと言う。
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凛とした内装やインテリアに変化は無いのに、女性が一人入っただけで空気が変わるから、女の力は偉大だ。

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| 日の出町・奥多摩町 | 18:00 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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日の出山中の絶品餅(幸神堂)

日の出町の絶品蕎麦屋「雙柿庵」から吉野梅郷の「紅梅苑」に向かう途中に、安くて美味い和菓子を売っている「幸神堂」に立ち寄る。
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この店は色々とオモシロ菓子も開発しているので、近隣住民に加えてツーリング途中のバイクや、ドライブ中の車がいつも停まって店頭の縁台で食べていたりする。
一昔前に中曽根総理大臣(通称:ヤス)が、レーガン大統領(通称:ロン)を日の出の山荘に招いた時に、ロンヤス饅頭やロンヤス最中を開発した店としても有名だ。
店内は古びて雑然としており、都心のカッコイイ店とは客層も全く違うが、入店するとすぐにお茶を出してくれる美人の奥さんが居るのも嬉しい。
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| 日の出町・奥多摩町 | 20:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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夏吟と団扇で涼む(雙柿庵)

お盆休み期間とあって、あきる野の蕎麦屋二軒に振られ、一か八か秋川街道に入って雙柿庵(そうしあん)を目指す。
カーナビに頼っても辿り着くのが難しい場所だが、最近はすっかり有名になって、予約も取りにくくなった蕎麦屋だ。
まだ有名にならない3年ほど前には、色々な人を連れてきては喜ばれたのだが、その後は行く度に満席で断られたり、蕎麦切れで泣いたりしたのだ。
唯一の目印である大久野中学校のあたりで横道に車を入れる。
ただでさえ狭い田舎道に夏草が茂っており、夜なら間違いなく脱輪しそうな恐ろしい場所を抜けると、駐車場には品川ナンバーが1台しか停まっていないので、久々に入れるかと期待がふくらむ。
そうし庵 看板0001

そうし庵 外観0003

そうし庵 入り口0002

店の暖簾をくぐると先客は二人だけで、予約客が来るまで間があると言うので、なんとか席に着くことができた。

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| 日の出町・奥多摩町 | 20:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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