夫婦揃って飲み疲れと風邪でダウンした。
やっと回復傾向になってきたので、ガッツリ肉でも食べてパワーを付けることにする。
私ぐらいの世代になると、スタミナ食イコール肉が思い浮かぶ。
牛肉が自由化されておらず、ハレの日にしか食べられなかった少年時代のトラウマで、今でも美味しい牛肉を前にすると正座してしまいそうになる。
バナナも貴重品で、病気の時にしか食べさせてもらえなかったなんて、今では笑い話だが、自給自足率が非常に低い日本に、また食糧危機が来ないことを祈るばかりだ。
富士見台にとんでもなく美味くて安い
焼肉屋「牛蔵」があるのだが、ここは行列必至なので、穴狙いすることにした。
以前ブログに情報を頂いたまま、行く機会がなかった桜台の「格之進」が当夜の候補店だ。
岩手県の黒毛和牛「門崎丑(かんざきうし)」の生産牧場が母体になった店と聞いている。
なぜか東京進出の一号店に、練馬の地を選んでくれたのが嬉しいじゃないか。
門崎丑は有名になった前沢牛の近親種らしいので、きっと美味いことだろう。
桜台の駅で降りると、店は駅から至近距離だった。
焼肉屋っぽくないカッコイイ外観がアダになってか、店内には先客が一組居るだけだ。


白壁の店内にはワインラックが置かれ、客席はゆったりしたボックスシートになっている。
カウンターのガラスケースには、寿司屋のように牛肉が並ぶ。
焼肉屋は煙と脂にまみれて匂う店が美味いとの説もあるが、やはり飲食店であるからには清潔が基本だ。
この店の厨房はピカピカに保たれているので気持ちいい。
初めて入る店で勝手がつかめないから、愛想のいいオネーサンの説明を受けながらメニューを点検する。
珍しい部位や内臓肉もあるし、一皿のボリュームもわからないから、アラカルトをあきらめてコース料理に決めた。
足りなければ単品で追加すればいい。
飲み物はやっぱりビールでスタートだ。

最初に出たキムチやナムルの盛り合わせに、ビーフジャーキーをつまみにする。

