2008.04.24 Thu
目からウロコ
東郷青児の絵が飾られた店内はクラシックで、価格も昭和的だから嬉しい。

このタカセでランチを食べたり、パンや菓子を買いに行く時に、気になる存在があった。

いつもタカセ前に立っている、ビッグ・イシューのオジサンだ。
しかもオジサンの顔ぶれは時々代わる。

私は電車に乗っている時や、食事を待つ間などに、必ず何かの本を読む。
この日は読みかけの文庫本を、池袋に到着する前に読み終わってしまった。
タカセのグリルで読むために、初めてオジサンからビッグ・イシューを買ってみた。

初めて手に取った本は、薄っ!
地下鉄に置いてあるフリーペーパーより薄く、全部で36ページだったが、ページのレイアウトもきれいだし、記事もなかなか読ませる内容だ。
初めて気付いたのだが、ビッグ・イシューには「ホームレスの仕事をつくり自立を支援する」と書いてある。

私が払った300円のうち、160円が販売者の収入になるらしい。

今までまったく関心がなかったTHE BIG ISSUE(ビッグ・イシュー)について、検索してみた。
ホームレスの自立を支援する事業として、1991年にロンドンで設立され、今では24ヶ国に広がっているとのことだ。
日本版は2003年から販売されている。
ホームレスしか売り手になれないのだから、道理であちこちの駅で見かけたビッグ・イシューのオジサンは、少々顔も服装もくたびれた感じがしたわけだ。
ホームレスと一口に言っても、事情や意識は千差万別だろう。
路上販売で自立の道を探ることなど、ハナからやる気が無い人もいるだろうし、暑い日も寒い日も街角に立ち続ける人も居る。
一冊買えば、やる気のある人にだけ160円を支援することになる、シンプルでストレートな方法なので、また本を買ってみようと思うのだ。

日替わりランチはメインが二品乗って、ドリンク付きで850円だ。


本を読みながらのんびり待つつもりが、あっという間に料理が出てきた。

ビッグ・イシューのオジサンたちに軒先を貸しているから、タカセも支援の一端をになっていることになるし、ここで本を読みながら食べる私は、二重に支援活動を行っているのだ。
かな?
「タカセ」 豊島区東池袋1-1-4
03-3971-0211
| 池袋(東口) | 00:00 | comments:14 | trackbacks(-) | TOP↑

おおー、珍しく近所以外で行ったことがあるお店が。このおじさんは気づいたことがありませんでした。1日頑張って立っていても、Manoaさんみたいに買ってくれる人は少ないんでしょうね。大変だと思います。
| サカ悠 | 2008/04/24 06:41 | URL | ≫ EDIT