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豊盃で七子八珍

ブログを3年続けていると、励みになるコメントや、おいしい情報や、楽しいメールを頂くことが増えた。
99%以上は嬉しい内容なのだが、ごくたまに便所の落書きみたいな人間性を疑うのとか、店の対応が気に食わなかったと筋違いなクレームを入れるのとか、迷惑サイトへの誘導とかもある。
こんなのは即削除なのだが、対応に困るのが、店に食べに来てブログに書いてくれという勧誘や、サンプルをあげるから感想を書いてねとか、見知らぬ方から飲み会に誘われることだ。
明らかに美女からのお誘いであれば、のこのこ出かけていくのだが、こんなことは今までに無いし、これからも起きないだろう。
ま、要するに小心者なので、知らない店や知らない人たちの集まりに、一人で乗り込んで行く勇気がなく、今までは全部スルーしていたのだ。

ところが先日「ひるどき日本ランチ日記」と、「まるごと青森」のAuthorさんから頂いたメールには、妙にそそられるものがあった。
神楽坂にほど近い「北町 善知鳥」で開かれる、青森県の食材「七子八珍」の試食会に来ませんかというお誘いだ。
七子八珍とは青森近海で獲れる旬の34品目で、私の好物が満載ではないか。
おまけに会場となる善知鳥(うとう)は、神楽坂の「華もだん」の女将から良さそうだと聞いていた店で、近々行きたいと思っていたのだ。
青森に関する知識はほとんどないが、善知鳥は以前から「うとう」と読むと知っていた。
阿佐ヶ谷にこちらと同じ青森出身の店主が営む同名店があるし、青森の日本酒「田酒」の大吟醸が善知鳥という銘柄なのだ。

私のようなオジサンブロガーに案内があったということは、同じような年代のオジサンだらけになる危険性もある。
保険の意味で、妻も一緒でよければ参加させていただくと返信し、了解をいただいて牛込神楽坂の駅から店に向かった。
善知鳥外0001

店先には金魚ねぶたが吊り下げられて、早くも気分は青森だ。
入り口すぐにカウンターがあり、奥にテーブルが二卓という、ほど良い大きさの店だ。
善知鳥カウンター0001

すでに我々以外のメンバーは先着し、奥のテーブル席を占めていた。
予想通りに一眼レフに三脚という重装備の人やオジサンが多いが、女性も二人居たのでホッとする。
善知鳥taka0001

隣のテーブルのメンバーと話す機会はなかったが、同席したのは「東京のむのむ」と、「日本食べある記」のAuthorさんたちだった。
私以外のブロガーさんたちは、全員顔見知り同士のようだ。

ビールで乾杯した後は、さっそく第一の七子八珍に箸をつける。
すじこと蕪のサラダ。
善知鳥すじこ0003

蕪は生と焼きを混ぜている。
すじこ(鱒子)は青森人の大好物だそうだ。

次に登場したのは巨大なふじつぼだ。
善知鳥ふじつぼ大0006

この日テーブルを囲んだメンバーの中で、私の妻だけブログとは無縁だ。
いつも私が写真を撮るまで箸をつけられず待機しているのに、当夜は全員ブロガーだから、「待て!」の時間が長い。
善知鳥ブロガー0002

ふじつぼは3年寝かせた津軽味噌仕立ての椀で食す。
善知鳥ふじつぼ0005


ここらで私は日本酒に移行した。
もちろん選んだのは青森の酒だ。
豊盃米で作った、その名も豊盃(ほうはい)純米吟醸。
善知鳥豊盃0003

これが実に美味い酒なので、もう私は誰にも止められない。
陸奥八仙の純米。
善知鳥八仙0001

そしてご存知「田酒(でんしゅ)」の特別純米。
善知鳥田酒0002

他県の酒には目もくれず、ひたすら青森をリピートする。

実は前日から訳あって徹夜し、その足で青梅市まで所用で出向き、一旦自宅に車を置いてから神楽坂に来ているので、疲れの山を乗り越えて、気分がいつも以上にハイになっている。
三品目はモウカザメの心臓の刺身だ。
かまぼこの原料やフカヒレに加工されるのは知っていたが、モウカの星と呼ばれる心臓を食べるのは初めてだ。
善知鳥鮫0015

胡麻と薬味の働きもあって、淡白なレバーという食感で美味い。

ほやともずくの酢の物。
善知鳥ほや0007

ほやももちろん美味いのだが、もずくがそこらへんのスーパーで売ってるのとは別次元のいい味で気に入った。

海鼠の卵巣を干した珍味「このこ」に、「みず」と呼ばれる山菜の煮浸し。
善知鳥このこ0001


そしてこの夜に一番期待していた、陸奥湾の「とげくり蟹」が登場する。
善知鳥とげくり蟹0001

善知鳥蟹後ろ0013

とげくりの名にふさわしい風貌をしているが、茹で上げると赤くなって、内子まで美味い蟹だ。
善知鳥蟹味噌0012


日本酒はすでに三周目に入っているので、私はすっかり典型的ヨッパライ状態に突入した。
男同士で飲むとほとんど冷静な酒なのだが、女性が居ると妻にキッチリ叱られる三つの特徴が顕著に現れる。
その1.同じ話をリピートする。
その2.スケベーになる。
その3.女性の手や髪をさわる。
もちろん包丁を持っている大将の奥さんに、こんな態度に出るほどひどくはないが、充分あぶないオジサンだ。
善知鳥大将0001 善知鳥女将0002

最初はキリッと見えた女将も、笑うと可愛い二十代だ。
10コ以上も年下のヨメをもらうなんて、やるなあ青森人。

そして帆立貝の焼き味噌に、蟹ご飯。
善知鳥帆立0010

善知鳥ご飯0002

こうして幸せな青森ナイトは過ぎていくのだった。

「北町 善知鳥」 新宿区北町21
03-6411-0863

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楽しいお酒

帆立貝の焼き味噌をご飯の上に乗せてかっ込みたい!くらいおいしそうです。

楽しそうな雰囲気ですねv-10
私もManoaさん達とゆっくり飲んでみたいです。
夢ですけどv-16

おはようございます。
さすが
人気ブロガー、いろんなお誘いも多いのですね。
今回のお誘いは、
料理もおいしそうだし、おかみも若いし、
満喫できてよかったですね。
私も、もう少し若ければ、
ぜひ、お会いして、
うんちく話をききたいです。(笑)

店へのクレームが来るんですか!紹介した店の代理人みたいな感じになってますね。しかし三脚持参とは・・・すごすぎます。

このカメラの皆様を見たら、とても私にはブログは無理かなあ・・と思いました。

それにしても皆さんすごいですね。
私なんか、食い意地の方が先行してるので、あ~写真忘れたなんて事がたくさんあります。

昨日は蒼天で小佐衛門ばかり4種類、純米・純米吟醸と飲みました。
岐阜づくしですね・・違うか。

偶然にも、いつもチェックしているブログにもこの会がすでにアップされてました。
Authorは別の方ですが、桜海老ごはんもあったようですね。
『味噌カレー牛乳ラーメン』のことも気になります。
実家が今回地震があったほうなので、モウカの星は小さい頃から夏になると酢味噌で食べてました。
『とげくり蟹』初めてみました。毛蟹よりも濃厚でしたか?

三脚には

ビックリしました!
店内でセットされてたっていうことは、
お料理の写真やお店の雰囲気まで三脚でってことなんですもんね。
これには参りました!(笑)
とっても美味しいお誘いでしたね~☆羨ましいです!
酔っ払う前のManoaさんと、オススメのお店でお食事したいなぁなんて(笑)

ねこ子さま

酒に合うつまみは、ご飯の友としても美味いんですよね。
逆もまた美味しいです。
ブロガーさんだらけの会には初めて参加しましたが、食べ物の知識がすごい方ばかりなので、勉強になりましたよ。

めいたんさま

今回のお誘いは嬉しかったですが、今までは遠かったり、好みやスケジュールに合わなかったり、参加したことはありませんでした。
もう少し若ければって・・・
私の許容範囲はかなり広いですよ。

サカ悠さま

店の対応が悪くて気分を害したとか、私に言われても困ってしまうんですよ。
私は自腹で飲みに行ってる客ですからね。
店の対応が悪いってことは、客側にも原因がある場合が多いので、現場を見ていないので返答しようがないです。
三脚持参ってブロガーさんは、たまに見かけますよ。

散歩の達人さま

一眼レフに三脚は少数派ですよ。
まだ携帯電話とか、コンパクトデジカメの方が圧倒的に多いと思います。
私も最初は携帯電話で写真を撮ってました。
蒼天の記事を拝見しましたが、焼鳥より美女が気になります。

エビカさま

桜海老ご飯は撮り忘れかもしれません。
最後の頃はすっかり酔っ払ってましたからね。
モウカの星は初体験でした。
鮫を加工食品ばかりでしたが、生もイケルんですね。
とげくり蟹は、青森では花見の時期に食べるので、花見蟹とも言われてるそうです。
毛蟹より淡白だったと思います。

avrilさま

もちろん料理の写真を撮るための三脚です。
スィーツの試食会なんてお誘いは私には来ませんが、今回は嬉しい会でした。
妻と飲む時は、最後まで普通のオジサンなのですが、妻以外の女性と飲むと、あぶないオジサンになってしまうんです。
なんでだろ。

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

美味しそうですねぇ。

でも僕は甲殻類アレルギーなので海老・蟹の類が食べられません。だから,こういう催し物に誘われたとしても,簡単には遊びにいけないのが残念です。妻と一緒なら,適当にお皿を交換するのですが,他人とはそうはいかないので,一方的にあげるばかりになって,損ばかりしてしまいます。

何でも食べられる身体を持つ人がうらやましい。

脚本屋慎之介さま

この日も甲殻アレルギーのブロガーさんが居ました。
私は幸いにも食べ物のアレルギーも好き嫌いも無いので、どこで何を食べてもいいので幸せですよ。
ただし花粉症はひどいですけどね。

先日はお忙しい中ありがとうございました。
試食内容にも地酒にもご興味をいただいたようでとても
嬉しく思っております。
コチラにお越しになるまでもいろいろとおありだったんで
すね。感謝感謝です。

遅いお礼になってしまいましたことお詫び申し上げます。
今後ともどうぞよろしくお願いします。

先日は足をお運びくださりありがとうございました。
青森にはまだいらしたことがないということでしたので、
是非、おふたりで青森の食とお酒を楽しむ旅に
お出かけいただければと思います。
お待ちしております!!

なおきさま

その節はお世話になりました。
我々夫婦の間では、なおきさんをサカナくんと呼ばせていただきました。
すごい知識でしたね。
今年中に本気で青森行きを計画するつもりです。

kuuさま

その節は大変お世話になりました。
酔っ払ってハグしたような記憶もありますが、忘れてくださいませ。
青森の一寿司にはいつか行きたいと思っていたので、本気で計画を立てるつもりです。

先週は

 お忙しいところ、本当にありがとうございました。

 ようやく、私も先週の怒涛の時間をまとめることができたのですが、やはりもずくが気になってしまい、2キロ樽を購入してしまいました(笑)。

 ぜひ、青森で過ごす時間を作ってください。何もかもが深いですよ…

takapuさま

こちらこそ大変お世話になりました。
もずくの2kgって想像もつきませんが、膨大な量のような気がします。
本気で青森旅行を検討中です。
プロフィール

Manoa

  • Author:Manoa
  • 住所:キャベツ畑と練馬大根の町
    性別:オヂサン
    自称:ナイスミドル(なんちゃって)
    座右の銘:酒池肉林
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