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旅の始まりは日本酒と蕎麦(ふく田)

西伊豆の旅に出ると、行きがけに必ず立ち寄るのが沼津インター近くの蕎麦屋「ふく田(ふくでん)」だ。
沼津インターから市内に向かうバイパスは、通りの両側に飲食店と土産物屋がビッシリと並び、通称グルメ街道と呼ばれているが、これと平行して走る裏通りに入って今回も「ふく田」を目指す。
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今回は6人で車2台の旅だが、我々が30分ほど先行したので、場所取りを兼ねて先に入店し、一杯やりながら待つことにする。
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暖簾をくぐると、下駄箱上には蕎麦の収穫風景写真や蕎麦の実が置かれ、左手には蕎麦打ち場が見える。
この店で使用している素材の現物もディスプレイされており、能書きを読んでいるだけで店主の蕎麦にかける情熱と凝りようが伝わってくる。
能書きに曰く、
蕎麦の実は南信濃村の天日干し手刈り、白陰正宗の仕込み水、枕崎の本枯節、羅臼の昆布、宮城大豆農家の手作り醤油、味醂は碧南市の角谷文次郎商店、山葵は伊豆天城とマニアックなのだ。
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もちろん禁煙の店内に入り、大テーブルを片付けてもらう。
冬場には床暖房が入る板の間は、夏はヒンヤリして気持ちいい。
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まずは生ビールで乾杯し、この店の名物である「おかず盛り合わせ」と天ぷらをつまみにする。
白和え、手作りこんにゃく、隠元とおくらの胡麻和え、蕎麦の実の炊き合わせ、南瓜と冬瓜の煮物、茄子味噌など、素朴で美味い惣菜で一杯やるのが「ふく田」に立ち寄る最大の楽しみなのだ。
天ぷらも由比の桜海老掻き揚げや、ゴーヤ、茗荷など、店主こだわりのいい油で揚げているので、さっぱりと美味い。
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日本酒は山形の「くどき上手」を、涼しげな切子のぐい呑みで。
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天ぷらには天つゆも付いているが、これまた店主こだわりの三種の塩で食うとつまみに具合がいい。
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後発組には酒が飲めない二人が居るから、安心して飲んで食って、締めの十割蕎麦を頼む。
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6人分を一気に頼んだためか、いつもより蕎麦の締りが無い気もするが、飲んだ後には冷たい蕎麦がたまらないのだ。

「ふく田」 静岡県沼津市岡宮433-1
0559-26-7284
全席禁煙

| 沼津・三島 | 09:20 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

昼からうらやましいです!

飲めない連れがいて、昼間っから気兼ねなく飲めるのっていいですね〜。

なんといっても素朴なお惣菜がおいしそう!
いつも自分は東伊豆に行くのですが
今まではお蕎麦屋さんって気にしていなかったけど
これからは道すがら、うまそうなお蕎麦屋さんを探してみよう。
と思ったのでありました。

| まき子 | 2005/08/29 12:34 | URL | ≫ EDIT

内緒ですが・・・

まき子さま
蕎麦が好きと言うより、昼間から美味い日本酒と酒肴を楽しめる店が蕎麦屋だったんです。
と言うわけで、旅蕎麦は欠かせません。
内緒ですが今回一緒に行った下戸の女性は、飲めないのに常時ハイテンションで楽しいので、イベントや旅には欠かせません。
オマケに運転が全く苦にならない人なので、飲み会にも引っ張りだこですね。
今回もたっぷり飲むつもりで、彼女を旅に勧誘したんです。
飲めない人に奢っても、結構安く済みますしね。

| Manoa | 2005/08/29 17:55 | URL | ≫ EDIT















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