2007.03.29 Thu
30年ぶり(タカセ)
当時区内を走る鉄道は真っ赤な車体の丸の内線だけだったので、盛り場の上野広小路と池袋に乗り換え無しで行けた都電は、日常の足だったのだ。
現在の池袋東口パルコの場所に、その頃京都に本拠地を置く「丸物百貨店」の支店があり、駅前を都電やトロリーバスが走っていた。
この駅前の角地に、今も変わらず建っているのが、大正9年創業という老舗の「タカセ」だ。
先日ご近所ブログの記事を見て、そんなセピア色の思い出が蘇ってきた。
文京区生まれの私にとって、ハレの日は椿山荘、洋食ならタカセが記憶に刻まれているのだ。
この日は朝からランチをタカセで食べると決めていた。

一階の売り場には、感涙にむせぶような懐かしパンとケーキを売っているが、午後の仕事があるので購入を控える。



食パンなど一斤110円と、今時信じられないような価格が付いているから、次々に板橋工場から補充されているようだ。

このタカセビルは一階がパンとケーキ、二階が喫茶室、三階がレストランとなっている。
途中階にテナントが入り、9階がタカセのラウンジになるフロア構成だ。

目的の三階まで階段を使い、喫茶室のサンプルも眺めながら上がる。

三階まで辿り着いたが、入り口脇のサンプルを見ながらノスタルジーに浸ることになった。

幼い頃食べた国旗が立つお子様ランチや、好物のフレンチピラフも健在だ。


ハンバーグとカツが目で、ウィンナーが鼻で、ハムが口っていうおちゃめなビジュアルは、だんぜんフレンチピラフが上だが、日替わりは一期一会だからなあ。

陽が差し込む窓際の席に座り、結局日替わりをオーダーした。
古びたカトラリーにレトロなソース入れ。
白い制服を着たベテラン店員の佇まいや、店内に飾られた東郷青児の絵も懐かしい。



けんちん風の汁物に皿盛りのライスが運ばれ、でかいプレートに料理が合い盛りになって登場する。



イタリアンでもフレンチでもない洋食は普通に美味い。
ロゴがかすれたコーヒーカップまで懐かしいランチが800円。
価格までもがレトロなレストランなのだ。

「タカセ」 豊島区東池袋1-1-4
03-3971-0211
年中無休
| 池袋(東口) | 10:30 | comments:26 | trackbacks(-) | TOP↑

タカセ〜
こんにちは〜
タカセの1階で売っているあんぱん、餡子の量がすごっ〜ていうぐらい入っていて重いです!
ぜひ一度召し上がって見て下さい。 私はこし餡が好きです♪
| ばろ〜ろ | 2007/03/29 11:39 | URL | ≫ EDIT