2007.04.16 Mon
井の中に居て星を覗る
ここから程近い豊岡街道沿いに、明治初期に建てられた屋敷を改装した料理屋「井中居」がある。
周辺の宅地化が進んでいるが、黒塀で囲まれた一角は別世界だ。


予約時間より早めに到着したので、せせらぎと竹やぶの小道をゆっくりと散策しながら母家に向かう。




あきる野にある「黒茶屋」が、「燈々庵」の次に作った「井中居」は、庭も店内の設えも美しい。



二階の食事場所に案内される前に、唯一喫煙可能な一階のテーブルに座り、庭や調度を眺めながら一服する。







この日は入学や入社の祝いが多いように見える。
我々も便乗してビールで乾杯だ。

めでたい桜茶と前菜の花見盛りが出る。
一階の喫煙席に置いてあった柴田書店の本を見ると、「なだ万山茶花荘」調理長などを経た井中居の田中料理長は、大皿盛り込みが得意なようだ。
この前菜も立体的でダイナミックな盛り付けが美しい。


筍しんじょと若布の椀に添えられた二輪草が可愛い。


向付けはコクがある蓬胡麻豆腐だ。

ここで井中居ラベルの純米酒をもらう。

岩魚の唐揚げは頭から尻尾まで丸ごと食べる。

作家ものの器が料理を引き立てる。
焚き合わせのふたを開けると、菜の花や木の芽の香りが立って酒が進む。


山芋と山菜の酢の物で口中をさっぱりさせ、筍のおこわを食べる。


〆は苺、バナナ、マンゴーのレモンゼリーに、ミントヨーグルトとタピオカを添えた一品だ。


酔い覚ましに蔵でコーヒーを飲むことにする。


すっかり気に入ったので、翌月の予約も入れてしまったのだ。
「井中居」 青梅市藤橋2-32
0428-30-1661
| 青梅市 | 00:00 | comments:6 | trackbacks(-) | TOP↑

おはようございます。ロケーション、料理〜ともに素晴らしいですね。早速、足を運ぶことを計画します。よい情報に感謝します。
| ぐい呑 | 2007/04/16 09:07 | URL | ≫ EDIT